イベントレポート
2025.01.20(月)クリティカルビジネスセミナー@大阪
2025年1月20日、大阪にて「クリティカルビジネスセミナー」が開催されました。
本セミナーでは、現代社会の深刻な課題に焦点を当て、それを乗り越えるためのビジョンと具体的な取り組みについて共有する場となりました。
講演テーマ:子ども食堂が生み出す社会課題
今回の講演では、作曲家であり社会活動家としても活躍されている今井了介氏が登壇されました。
今井氏は、安室奈美恵さんの「HERO」やリオデジャネイロ五輪公式応援ソングなどを手がける作曲家でありながら、「こどもごちめし」という取り組みを通じて、子どもたちの未来に光を灯す活動を展開されています。
彼の講演では、「子ども7人に1人が相対的貧困、1日の食費が110円」という厳しい現実が語られました。
一方で、子ども食堂が一部では逆に子どもたちの心に影を落とす側面を持つ可能性についても触れられ、その根本解決が求められる現状が共有されました。
「子どもたちに本当に必要なのは何か?」
今井氏の言葉には深い洞察と行動への情熱が込められており、参加者全員に強く響く内容でした。
その後、一般社団法人経営実践研究会 藤岡会長よりお話をいただきました。
講演では、「私たちが創るのは会ではなく、社会である」という共通認識が改めて共有されました。
なぜ私たちは伝播し、組織を創り、挑戦を続けるのか――その全体像と意義が語られ、多くの参加者が改めて自らの役割と未来への使命感を再確認しました。
また、「何のために、誰のために」という問いを明確にし、社会課題解決に向けた具体的な行動を促す力強いメッセージが発信されました。
全国から集うゲームチェンジャー
今回のセミナーでは、全国各地から社会変革の担い手=ゲームチェンジャーが集い、時代の潮流を掴むための学びと交流が生まれました。
参加者たちは、単なる組織づくりに留まらず、時代の変化を知り、それに応じた具体的なアクションを起こす必要性を強く実感しました。
総括と次への展望
このセミナーは、社会課題に対する認識を深めるとともに、自分の行動が本当に人や社会のためになっているのかを熟考する機会となりました。
さらに、全国各地で活動する仲間たちと繋がり、共に未来を切り拓くための重要な一歩となりました。
**「何のために、誰のために」**が明確な方々、ぜひ次回以降のセミナーで共に学び、挑戦していきましょう。
私たちは社会を変えるコミュニティを創り上げていきます。