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2023.04.08(土)~09(日)鹿児島知覧視察実践研修
4月8日、9日鹿児島県にて一般社団法人経営実践研究会主催の視察実践研修を行いました。
経営実践研究会ではセミナー会場以外の学びを大切にしています。
知覧は第二次世界大戦末期に編成された大日本帝国陸軍航空隊(特攻隊)の出撃基地がありました。
戦争を美化するのではなく10代、20代前半の若者達が自分の命を懸けて自分以外の命のために行動した事実を知るために年に数回現地に足を運び開催しています。
ここの日もタル館、富屋食堂を見学し、研修会を行い、懇親会を開催し深く対話していきました。
2日目は早朝起床し身支度を整え、朝食を頂けることに感謝し当たり前の日常も知覧に来る度に見直す機会になります。
戦争史跡を順番に周り三角兵舎跡地を出て、発信の地から指揮所跡地へ。
今日は開聞岳も非常に美しく映っていました。
特攻平和公園からは、経営実践研究会メンバーで知覧観光大使として活動されている株式会社ザメディアジョン創業者山近義幸氏が案内くださりました。
スケジュールある中でご好意で駆けつけて下さったこと大変に感謝申し上げます。
その後、知覧特攻平和会館で学び、午後からは鹿児島市内加治屋町を視察しました。
●日本各地からご参加されたメンバーの感想の一部
78年前の同じ季節に約1,036名の17〜32歳の若者が特攻した事実。約6,000点ある遺書や遺品、手紙を見て言葉が出ず、涙が止まりませんでした。
「何かあなたにしなければならないことがあって生かされたのだから」特攻隊の母と呼ばれた鳥濱トメさんの言葉が響きました。
「なぜ今を生きるのか考えなさい」と問いを頂きました。
特攻隊が過ごしたであろう体験をし前夜は仲間とお酒を酌み交わし語り合い
明日、死ににいく覚悟で手紙を書きました。
一人になると、怖くて涙が出ました。
あなたの何気なくむかえた今日は、若い彼らがあれ程生きたいと願った一日が今日かもしれない。
ただ、感謝しか出てこず一日一日を大切に噛み締めて生きます。
最後に、鳥濱トメさんのような献身的で大きな愛のある人間へ。
なりたいって思うだけでなく、下手でもいいから変化、行動し続けます。
(30代 長崎 女性)