活動レポート|全国フォーラムⅠ@京都

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全国フォーラムⅠ@京都

2016年9月3日(土)in 京都

経営実践研究会 全国フォーラム 1日目

 【第一部】京都セッション

9月3日(土)京都にて各地域からお集まり頂きました。

経営実践研究会のアドバイザーであり、京都産業大学の教授でもある大室氏にご登壇頂きました。

 大室教授はソーシャルイノベーションの分野で最も有名な方のおひとりです。

 企業が社会性を持たなければいけない理由について細かく解説して頂きました。

 その理由とは、「社会性(社会貢献)は倫理的にやらなければいけないことではなく、企業が継続するために必要なものである」というものでした。

 イノベーションの原理(オープン・多様性・関係性)については、経営者が多様性を受け入れる能力を磨くことの必要性をご解説頂きました。

 社会貢献と経済活動は別物ではなく統合することが重要であり、また、そこを統合するためには「哲学」が必要であるということをお話し頂きました。そして、企業においてはその「哲学」とは、「企業理念」であるという内容に、参加者も非常に納得をされておりました。

 

 理念型企業は儲かるか?どうかの判断基準ではなく、自分たちの目指すべき未来につながっているか?が判断基準であるということを事例を交えてお話し頂きました。

 大室教授のお話しは講演という枠を超え、まさに「禅問答」という形で参加者も非常に有益な内容となりました。

 貴重なお話しを頂きました大室アドバイザー、誠にありがとうございました。

 

【第二部】大阪セッション

第二部は場所を大阪へ移しまして基調講演&ディスカッションです。

まずお一人目は日本で初めて役職に「社会貢献室長」を付けられた株式会社カスタネットの植木社長にお話しを頂きました。

 創業から一貫して社会貢献を事業で貫かれる中での葛藤や、また、続けていく中で「社会貢献をしている企業から買いたい!」という顧客の声に、社員たち自らが社会貢献をする必要性に気づき変わっていったというお話しを頂きました。

 中小企業でも何ができるかを真剣に考えることで必ず答えが見えてくるということを確信させていただくお話しでした。

お二人目は、ケータイののぞき見を防止するフィルターを作られ一世を風靡した株式会社サンクレストの植田社長より、現在取り組まれている一般社団法人青少年夢応援隊をスタートされた経緯をお話し頂きました。

 最愛のお子さんが10歳の時に発覚した小児がん。「子どもが20歳まで生かせてくれるなら自分は社会の役に立つことをします!」とお百度参りの時に誓われた数日後の奇跡。その後お子さんは20歳を超えられ、“約束通り本当に社会に役に立つことをしたい!”“子どもに対して支援をしたい”という思いから児童養護施設に入られている子どもの夢を応援するという活動を始められました。その中で気づかれた「社会貢献をすることで良き出会いが頂ける」という事実。通常のビジネスでは決して支援をえることのできない方々との出会いについてのお話に、参加者も大変共感されていました。

 

【第三部】交流会

第三部では全国の会員との交流が行われました。

東京・北関東・関西を中心に各地の会員が熱い想いを語り合いました!

 

素晴らしい経営者がお集まりくださり、非常に熱い1日となりました!!

ご参加いただきました皆様ありがとうございました!

経営実践研究会はこれからさらに実践してまいります!

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