お知らせ
News & topics
11月23日、24日と経営実践研究会福岡柳川視察研修が行われました。
東京、大阪、奈良、広島、福岡と全国各地から13名の仲間が集まり、柳川を含め15名での視察研修となりました。
視察研修を振り返ってみます。
11月23日
柳川商店街に集合しGoTo商店街事業の見学
商店街の在り方や、地域にとって必要とされる商店街とはどのようなものかを模索するために行われています。今後の人口減少や高齢化など多くの社会的な問題を抱える地域において、商店街の役割も変わっていくのではないでしょうか。
【海苔産業視察】
柳川の海苔は品質もよく生産量も多く柳川の中でも重要な産業です。
株式会社オーツボ
大正3年から続く機械メーカーです。
創業時のことから現在の事業内容を大坪ともこ社長よりお話頂きました。
100年続く企業にはしっかりと理念や地域に対しての思い貢献意識が必ずあります。
それらを学ばせて頂き地域社会のため、自身の事業のために活かしていきましょう。
株式会社心和水産
水揚げされた生海苔が商品として生産されていく過程を見学することができました。
ものづくりというものを間近で見ることができました。
しかし、自然を相手にしているため、気候変動や環境破壊の影響を直に受ける事業でもあります。また、人口減少で後継者の不在と多くの問題を抱えています。
11月24日
社会福祉法人学正会
蒲池地区に福祉村を作っている学正会の施設を金納理事長直々にご案内頂きました。
子どもから高齢者まで包括的に福祉を行っており、大きく事業展開されています。
その中から、養護施設、保育園、障害者支援施設、特別養護老人施設などを見学させていただきました。
これだけの事業を支えるだけでなく、未来を見据えこれから起こるであろう社会の課題にもきちんと向き合っている金納理事長の取り組みには頭が下がる思いです。と同時に柳川にも多くの問題があることを再認識し、自分自身に何ができるかを考えさせられる一日になりました。
御花
最後は御花を視察しました。明治時代に九州の鹿鳴館と呼ばれ、全国的にも有名な観光名所の一つです。
柳川といえば御花というくらい、柳川の観光産業の中心的な存在です。
しかし、このコロナ禍で観光客は激減し厳しい状況のようです。
私達に何ができるかを考えていきましょう。
総括
今回経営実践研究会の柳川研修をするにあたり多くの学びがありました。
最初は自分達の知り合いの会社を中心に視察しようとしていましたが、普段なら会うことができない人、会社を視察しようと考え方を変えました。そして多くの人を巻き込みながら段取りをしていく中で新たな気づきと学びがありました。
多くのご縁を頂いた今回の研修でしたが、一番多く学んだのは柳川チームだと思っています。この学びを活かし、柳川の中で仲間を作り、今度は全国の仲間に貢献できるよう活動していきましょう。