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どのような事業をされていますか?
足ツボスクールを運営しています。
高校時代に野球部でケガに悩まされた自分を助けてくれた整骨院の先生がいまして、「自分もこうなりたい」とこの道を志しました。
かれこれ28年です。
経営実践研究会への入会の経緯を教えて下さい
経営実践研究会のメンバーの方とお会いしまして、「ストレスでうつ病になってしまった社員さんをケアする事業をこれからやっていきたい」と伝えると「それでしたら経営実践研究会という団体とお繋ぎしますよ」と言っていただき、今に至ります。
経営実践研究会へ入会する前後での変化はありますか?
それまでは社会貢献というのは今の自分には関係ないと思っていました。
ある程度儲かって、余裕ができてからするものだという感覚がありました。
しかし、藤岡理事長が話された講演で、『本業を通じた社会貢献』という話を聞き“なるほど!”と思いました。
理事長から直接「あなたのやっている事業はあなたが思っている以上に素晴らしいですよ」
と言っていただいた直後「素晴らしい事業を広めないこと、隠すことは罪です」とお言葉を頂きました。
ここでも、なるほど!と発見がありました。
経営実践研究会で印象に残っている活動はありますか?
何度か勉強会などでお話を聞いたりしましたが、会員の皆さんからの話はすごいなと感じます。
ワタミの渡辺さんのお話を聞いた時には、どれだけ素晴らしい事業をされているのかと気づきました。すごい方ばかりですね。
最後に今後のビジョンをお聞かせ下さい
すでに始めておりますが、不登校のお子さんをケアして学校に行けるようお手伝いをしていきたいです。
予備軍も含めると300万人のお子さんが引きこもりというのが現状です。子供は大人に比べるとケアをして治る可能性が高いんです。
これまで大人のうつ病解消をやってきていましたから、お子さんはそれと比べればはるかに楽なんです。
特に現在高齢者向けに対策を講じるものはいくらでもあるので、そうではなくこれから未来がある子供さんに焦点を当てていきたいです。
少子高齢化社会になってますます一人一人の若者に対する期待が大きくなる時代ですので、未来に希望を託したいです。
実際にすでに来てくれたお子さんで、1年間学校に通えていなかったのに、2日で解消なんていうケースがあります。
これからこの活動を広めていくために区役所に行って、役に立てるところはないかと聞いたところ、
すでに助成金を使って設立されているフリースクールなどができていると言われました。
しかし、実情はお子さんを自立させるための活動というよりかは、どちらかと言えば顧客としてずっといてもらうように一日中好きなことをさせているところも少なくありません。
子供の未来を考えたときに少し厳しい環境を与えてあげて、それを乗り越えさせてあげるということが大切です。
今は甘やかされて、少し問題があるとすべて親が先回りして解決してしまうという家庭が多いです。
本当にお子さんのためになるケアをしてあげないと社会に出て活躍することはできません。
LifeProducer Director
有限会社 ティムコーポレーション 代表取締役 http://www.asitsubo.com/
ほうなん町整骨院 院長 hounan.com
不登校支援 http://bestkid.tokyo/
安部 光剛
25年以上前に台湾で足底反射療法に出会い技術を習得。 当時珍しかったこの技術を日本に広める立役者となり、日本で最初の足ツボスクールを開校。 現在は整骨院・治療院経営の他フットリーディングセラピスト養成の足ツボスクール・リマイスター学院運営に携わる。 この技術を通じて、笑顔と元気が溢れる世の中にするため尽力している。 現在は、今までの経験を生かし、社会課題である「不登校や引きこもり」を支援する活動を行う。 ・リフレクソロジースクール「リマイスター学院」運営 ・整骨院・治療院の運営(杉並・神田) ・キックボクシング教室運営 ・不登校支援塾「ベストキッド」主宰
取材を終えて(編集後記:静岡大学 増田 2017.9.27)
「熱がこもっている」という言葉がぴったりではないかと思います。本当にすごく熱く、熱くインタビューに応じて頂きました。
引きこもりのお子さんに対する現状の施策が、本当に社会へ出て役立つためになっていないという歯がゆい思いをされていますが、
その現状に手を取り合って共助していくのが、経営実践研究会なのかなと思います。
Facebookで活動を投稿されたところすぐに大量の「いいね!」がついたことに感動されていました。
ぜひ、多くの方に安部さんの活動を知っていただきたいです。