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2024.10.24(木)~25(金)女川・石巻視察実践研修
2024年10月24日・25日に、経営実践研究会では宮城県女川町と石巻市にて視察実践研修を行いました。
3.11震災復興から地域の再生に取り組む現地の方々と交流し、貴重な学びの時間を過ごしました。
1日目:大川小学校訪問と女川町視察
初日は、東日本大震災で甚大な被害が出た大川小学校からスタートし、その後女川町に移動しました。
女川町では、女川町総務課公民連携室 室長 青山貴博氏と株式会社御前屋 代表取締役 佐藤広樹氏による講演を聴きました。
さらに、女川町町長 須田善明氏、株式会社鮮冷 代表取締役・女川魚市場買受人協同組合理事長 石森洋悦氏、株式会社高政 代表取締役・(一社)女川町観光協会会長 高橋正樹氏を交えた座談会が行われ、地域を牽引するリーダーたちの取り組みや未来へのビジョンを学ぶ機会となりました。
2日目:女川魚市場と石巻市震災遺構見学
2日目は、石森理事長の案内で女川町魚市場を見学した後、株式会社高政 万石の里にて工場見学と高橋社長の講和を伺いました。
その後、石巻市に移動し、震災遺構「門脇小学校」やMEET門脇にて、当時の被災の様子を学びました。
津波によって失われた地域と住民の体験を通じ、日常の尊さや命の重みを再確認する時間となりました。
リーダーシップの学び
今回の研修で強く感じたのは、「本当のリーダーシップ」とは何かということです。女川町の復興において、行政、議会、町民、そして産業界が一体となって力を合わせ、公民連携の下で築かれた「未来を見据えたまちづくり」の姿に心を打たれました。
女川のリーダーたちは、自らが地域の未来をつくるという強い覚悟をもち、共通の想いで繋がる仲間とともに、まちを前進させてきました。
その姿勢は、まちづくりだけでなく、経営実践研究会での組織づくりにも深く通じるものがあります。
一人の力だけでは成し得ない大きなビジョンを掲げ、覚悟を持って行動し続けること。それが本当のリーダーシップであると、今回の研修で改めて感じました。
地域社会のために未来を描き、次の世代に希望を繋げるリーダーたちに触れ、多くの学びと感動を得る機会となりました。
今回の視察にご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
私たちも引き続き、未来のために尽力してまいります。