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講演者:大室 悦賀氏(長野県立大学 教授 ソーシャル・イノベーション創出センター長)
講演:『持続可能性とイノベーションを両立する経営』
今回は、経営実践研究会のアドバイザーであり、ソーシャルイノベーション研究の第一人者でありアントレプレナーシップ論、ソーシャル・ビジネス論、そしてサスティナブルカンパニー理論の著者である大室教授にお越し頂きお話を頂きました。
多くの経営者が価値観の共有をしたがるが、「共有」はやってはいけない。
共有をすればするほどその組織は個性がなくなり、多様性がなくなり、結果そこにはイノベーションが生まれなくなる。これからの時代大切なことは共有ではなく、共感を創ること。
そして経営は芸術である!儲けのみを追求したビジネスモデルは美しくない
これからは社会性と経済合理性、まさに儲けか経済性か?白か黒か?ということではなく二つを統合する考えを経営者は持たないといけないと話されました。
ご参加された多くの経営者からは「イノベーションの本質が分かりました」などのお声を頂きました。
終了後の懇親会も経営者同士の熱のこもった話し合いが行われ、県外からも多くの方々にご参加頂きました。ただ交流することだけではなく、お互いの価値観や考えについて遅くまで熱く語り合われました。