取り組み
Cooperation
企業名
株式会社 マジックポット
企業HP
http://magicpot.jp/
プロジェクトのポイント
本業のマジックを地域の方々に教える
子どもはマジックを習得する事で積極的にコミュニケーションを取るようになる
会社紹介
株式会社マジックポットは、全国で「手品家」を経営しています。社員ほぼ全員が現役プロマジシャンの会社で、手品家は、梅田・三宮・岡山・福山・広島・高知・高松・新宿・郡山・仙台に10店舗を展開(2018年5月時点)してます。
マジシャンという職業は、不安定な出張マジックが収入のベースとなる為、生計を立てる事が困難でした。マジシャンが安心して働ける社会を作りたいと思い、2009年に設立しました。
プロジェクトの経緯
手品家はマジックを通じて地域活性、そして子どもの教育にも取り組んでいます。本業を通じて社会課題の解決というテーマは中々簡単ではありません。その中で目を付けたのは、マジックの可能性でした。私自身も子どものころは内気な性格でしたが、‘マジック’との出会いをきっかけにクラスの人気者になれました。
プロジェクトの詳細
そんな経験からマジックを使い、島根県益田市の子ども達にマジックを教える取り組みをスタートしました。活動は主に月に1度、地域の親子を集めてプロマジシャンがマジックを教えています。最初はまばらな参加数だったのですが、続けるうちに参加者も増え、今では数百人規模のイベントになっています。子ども達に教えるマジックは、地域の特産品を覚えるための工夫を凝らしたマジックからバルーンなど様々です。
2016年10月23 ‘第一回益田マジックフェスティバル’を開催し、地域の子どもから主婦、プロマジシャン、そして副市長などもご登壇頂き、会場には500人のお客さんがきてくれました。そんな取り組みをする手品家には全国からマジシャンの応募が殺到している状況です。自分達のマジックを一人でも多くの方に見て喜んでほしい!というマジシャンがほとんどなんです。
益田市の成功体験から大阪のお店も改装し‘親子で参加できるマジックバー’に作り替えました。開店後は各地から予約が殺到しています。
社会課題への取り組みから得た、新たな事業スタイルを確立できました。マジックを通じて自己肯定感が生まれ、マジックがあることで人と積極的に話ができるようになるという子どもも多いです。
今後の展望
わたしたちは、エンターテイメントベンチャー企業としてマジックを通じて世界を元気にする、さまざまな事業をこれからどんどん創造していきたいともいます。